ついに公開!飲み続けないほうがいい薬@厚生労働省
厚生労働省、医薬・生活衛生局 公式発表
がん治療薬でもありませんが併用されている方もいらしゃるかもしれませんので、このブログ以前の記事(2017年)ですが、確認や注意勧告の意味も込め再度掲載致します。
そして週刊誌などでも取り上げられ、結構話題になったと思いますが…(週刊現代2018年12月1日号より。週間現代12月1日号)
”ついに厚生労働省が実名公開に踏み切った「この薬は飲み続けないほうがいい」116
「国の本気度がうかがえる」”
海外でも社会問題になっている薬の乱用による依存症等の原因は、服用する患者よりも処方する医師側に問題が多い事例がみられる、として
厚生労働省、医薬・生活衛生局は、次のような勧告を公式に発表しました。
”厚生労働大臣への副作用等報告は,医薬関係者の業務です。”
”医師,歯科医師,薬剤師等の医薬関係者は,医薬品,医療機器や再生医療等製品による副作用,感染症,不具合を知ったときは,直接又は当該医薬品等の製造販売業者を通じて厚生労働大臣へ報告してください。なお,薬局及び医薬品の販売の従事者も医薬関係者として,副作用等を報告することが求められています。”
薬とは
病気やけがを治すのに役立つ「薬」しかし、程度に差はありますが、どんな薬でも副作用を起こすリスクがあります。正しく使わなければ思わぬ副作用を引き起こすこともあります。
そのため、専門家から適切なアドバイスを受けて、正しい使用方法を理解してから使用しましょう。
薬の副作用とは
副作用とは、例えばアナフィラキシー※や肝機能障害のような、薬の望ましくない作用のことです。
(※アレルギー反応の一種。皮膚のかゆみ、じんましんなどが始まり、ひどくなると息苦しくなったり、ショック状態になることもある)
薬を使用したからといって必ず起こるわけではありませんが、次のような人は特に注意が必要です。医師や薬剤師に相談してから使用するようにしましょう。
・アレルギーのある人
・過去にひどい副作用を経験したことがある人
・医師の治療を受けている人
・肝臓・腎臓など、薬の成分を代謝・排泄する臓器に疾患のある人
・他にも薬を飲んでいる人
・妊娠している女性、妊娠の可能性のある女性、授乳中の女性
・高齢者
・仕事などで特別な環境にある人(例:高所作業者やドライバーなど)
厚生労働省が公開した「飲み続けないほうがいい薬」
向精神薬に限定して抜粋
※飲み続けないほうを推奨ですが、急激な断薬は避けましょう。
催眠鎮静薬・抗不安薬
レンドルミン
ロヒプノール
サイレース
ベンザリン
ネルボン
ダルメート
セルシン
ホリゾン
ソメリン
ハルシオン
アモバン
マイスリー
ルネスタ
コンスタン
ソラナックス
デパス
ロゾレム
ベルソムラ
抗うつ薬
トリプタノール
アモキサン
アナフラニール
トフラニール
ルジオミール
アビリット
ドグマチール
ジェイゾロフト
レクサプロ
パキシル
デプロメール
ルボックス
BPSD薬
セレネース
コントミン
ヒルナミン
レボトミン
リスパダール
ジプロキサ
エビリファイ
セロクエル
資料一覧
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/bukyoku/iyaku.html
(一部抜粋して紹介)
医薬品・医療機器等安全性情報 No.342
2017年4月
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/0000162316.pdf
PMDA(医薬品医療機器総合機構 )2017年3月
000217046.pdf (pmda.go.jp)
000217046.pdf (pmda.go.jp)
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